「なぜEmacsを使おうと思ったのか?」「突然や」
さて、WindowsでEmacsを動かすってのはスーパーウルトラ面倒くさいんですけど、最近はそういったのを利用するのも楽になったようです。例えば、 Chocolatey使えばそういうの何も考えずにらくちんちんちちんちんでEmacsを導入できるそうですよ。
とりあえずパッケージはここからとってきます。
Chocolatey Gallery | Packages
普通に持ってきたい場合は "ぐぬー" のこの辺から適当に落としてきましょう。
https://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/windows/
ついでにマニュアルのリンクも貼っておきますね。
GNU Emacs Manual
落としたら黒い画面を開いてemacs
とか叩けば以下のようなツールが起動します。ちなみにバージョンはGNU Emacs 26.1 です
これでEmacsが使えるようになりました。さて、このままテキストエディタとして使ってみたで終わらせては面白くないので今回は「Webブラウジング」と「Lispを書いて世界を創造する」ところまでやっていきます。
あ、テキストエディタとして使う場合は赤枠の部分をクリックして新規ファイルを作成すればメモ帳として利用できます。
ブラウザとして使う
そのまま使うとテキストエディタとしてしか使えないですがM-x
を入力した後だとコマンドが使えるようになります。そこで以下のような感じにbrowse-url
と打ち込みます。
そういえば、突然M-x
とか言う呪文を書いてしまいましたが、なんのこっちゃでしたね。M-
はAlt
キー押しながらの意味です。ちなみに、C-
はCtrl
キー押しながらの意味になります。僕としてはこの書き方はすごい見づらいのですが、こう書くのが慣習なのとそう書かないとEmacsジャンキーに後ろから刺される可能性があるのでこう書いていきます。なので慣れましょう。
んで、話を戻します。URLが聞かれるのでブラウジングしたいURLをそこに入力します。するとこんな感じで閲覧できるようになります(Yahoo見づらいな……)。
あるいはM-x eww
とかでもブラウジングできたりします。ewwの場合は検索項目を入力すれば検索できるようです。デフォルト設定だと以下の検索エンジン利用して検索するようです。
duckduckgo.com
世界を創造する
仰々しいタイトルついてますがお次はEmacsでLisp動かすなどをしてみます。なぜ世界を創造するなのかと言うとLispは神の創った言語だからです [要出典]。最近の研究では、創世記の原典はヘブライ語でなくLispだったのではないかと言われていたりします [要出典]。そういった経緯があって、Lispでの「ハローワールド」は世界を創造するなんて言われています [要出典]。
じゃあLisp動かしましょうか……。M-x ielm
で対話モードの確認ができます。
ELISP> (eval ''world) world
はい……。カッコ以下が実行結果です。これで世界を創り出せます。
てな感じでLispも動かせるようです。