アライさんはじめました - コミュ障だから明日が僕らをよんだって返事もろくにしなかった

ついに限界がたたってはじめてしまったのだ

なにを言っているんだと思う方もいると思うが聞いてほしい。今話題（？）のインターネットミームに "アライさん" というものがあるのはご存知であろう。知らない人はそのままそんなものあるんだということで聞き流してほしい。そして、そのままブラウザを閉じてほしい。

人は人生に限界を感じるとアライさんになってしまうのだ。かく言う僕もアライさんとして活動してしまったのだ。アライさんはいいのだ、世間のしがらみにとらわれることなく人には言えない辛いことを赤裸々に自分語りができるのだ。

だが、僕はこのブログにそのアカウントを晒すことはしない。ネットにいる無数のアライさんの一匹に僕がいること、そしてたまにブログ上でも「一人称がアライさん、語尾に "のだ" 」をつけて誤爆してしまうことがあるかもしれないことの告白に今筆をとっている。

モデルとなる動物のアライグマという生き物は、農作物被害や生活環境被害をもたらす特定外来生物である。それにちなんでネット上でもそういう扱いを受けている。そして、いまや自己顕示欲のためにアライさんを使っているのではとも言われている。その言い分はとてもよくわかる。しかしながら、アライさんと言うペルソナを使ってセルフナラティブに思いを吐き出す話法、けものフレンズというコンテンツにドはまりしてしまった僕にとってはとても都合のいい存在だったのだ。どうかアライさんを使ってしまって自分語りをしてしまっている僕がいることを許してほしい。