OSIモデル
OSIモデルとは、大手レーベル会社「アプセトネデヴ」出身の7人の新星アイドルユニットである。今日はそんなOSIモデルについての知られざる秘密とか語っていこうと思います。
まあ、アイドルユニットってのは嘘なんですけどね。実際はネットワークの構造とかそんな話です。何かを擬人化させるってのは古今東西わりとよくある手法なので、気にしてはいけません。
OSIモデル(Open System Interconncetion)
OSIモデルはネットワークシステム機能面から独立した7つの層(レイヤ)に分割し、複雑なプロトコル(通信の取り決め)を体系化したものです。
といったわけでネットワークの通信の規約って7つあるのですっていう話をします。
ざっくり言いますと、別機種同士の通信をどうやって実現すればいいのかっていう規格の話です。ケーブルの形状が違ったらパソコンが使えなかったり、電子レンジから炊飯器って操作できなかったりしますよね。そんな感じでメーカー達の己が信じる通信方法でやり取りしていたら、同じ製品を使っていない人たちとの通信はすごく困難になるわけです。そこで通信規格を揃えましょうということで生まれたのがOSIモデルです。
ちなみに、このOSIモデルは、ネットワークをやっている人間なら知らないともぐりと言われるぐらい有名な話だったりします。ちなみに、僕はよく知らない側です。OSIモデルを使ったアイドルユニットの擬人化記事が書きたくなっただけのもぐりです。
7つのモデル
7つの層は以下の様な名前がつけらており、各々の役割は次のようになっています。
第7層:アプリケーション層
利用者間のデータ形式の内容の取り決め
例えるなら、誰にでも人当たりがよく明るく人懐っこい犬っぽい性格。わんこ受けみたいな感じです。
第6層:プレゼンテーション層
送受信するデータの文字やコード形式、暗号化、圧縮などによるデータの取り決め
例えるなら、普段は知的でクールな雰囲気を醸し出しているメガネ君。終始完璧オーラを漂わせるクール攻めって感じでしょうか。
第5層:セッション層
通信の開始や終了など、利用者間で会話を正しく行うための回線の接続・切断などの制御方式の取り決め
例えるなら、いわゆる俺様系。好きな子以外には態度が冷たいが、好きな子にはガンガン攻めていく肉食系肉って感じです。
第4層:トランスポート層
通信網の違いを吸収し、高信頼性で経済的な通信機能を実現。伝送路の転送誤りの検出や訂正の制御を規定する
例えるなら、マジメでしっかり者な感じです。普段はしっかりしているが、ひとたびヘタレるととことんヘタレになるタイプです。
第3層:ネットワーク層
通信網において中継や経路の選択を行い、端末間にネットワークサービスを提供する
例えるなら、外見はまじめに見えるが実は腹黒って感じです。丁寧な口調での言葉責めが得意って感じです。
第2層:データリンク層
データが正しく伝送されるように、伝送誤りの検出、同期の取り方、再送の制御方法を規定する
例えるなら、雰囲気は小悪魔系って感じなのに、やれお付き合いとなると途端にポンコツになっていく感じです。
第1層:物理層
端末を通信回線へ接続するためのコネクタ形状や、ビット伝送のための電気的条件、物理的条件を規定する
例えるなら、他と比べて筋肉質な感じが目立つ感じです。性格は見た目通り豪快で男前な感じです。
はい、そんなわけで通信の世界にはこんな規格があるんだよって話でした。
え?擬人化での説明はいらない?なんのことかな。
まじめにネットワークアーキテクチャについて書いても、こんなの覚えられませんよ。しかし、擬人化するとあら不思議、なぜか頭に入ってくる。なぜだろうね…。
ちなみに、この規格今じゃTCP/IPに変わっていたりします。こちらの方がコンピュータ上での処理はイメージしやすいですが何かあった時の処理の切り分けの判断がつきづらかったりします。そんなことがあるので、こちらのモデルも覚えておくと良かったりという感じです。