なぜか神と崇められるVLOOKUP関数
転職サイトをながめてるとVLOOKUP関数を使えることが条件みたいなところをよく見かける。
なんでだろう。そんな疑問がいつもつきまとう。
そう思ったので記事を書いたよ。
これを見たらきっとみんなこの関数は神ではないと信じてくれるはず。
神は死んだんだ。
VLOOKUP関数
VLOOKUP関数
指定された範囲の1列目で特定の値を検索し、指定した列と同じ行にある値を返します。
とのことで、要するに「調べたい範囲にある値を検索してとってきてくれますよ」のニュアンス。
使い方は簡単。この4つを覚えるだけ。
=VLOOKUP(検索値,対象範囲,取得する列番号,検索タイプ)
検索値:調べたい値
対象範囲:検索したい範囲
取得する列番号:検索したい範囲から引っ張ってくる列の番号の指定
検索タイプ:完全一致で検索するかどうか
こんな感じの解釈でどうでしょう。
例だよ
それじゃあ「H5」でどうやって検索してるか見ていこう。
H5の中身は次の通り。
=VLOOKUP($H$4,$B$3:$E$7,2,FALSE)
①検索値
青色の部分だよ。$マークをつかって固定しているよ。
緑色で囲われたIDの値を利用して調べたい値を引っ張ってこようという魂胆だ。
②対象範囲
緑色の部分だよ。この部分の範囲でしか検索できないから追加で行や列を入れた時は気をつけてね。
③取得する列番号
赤で番号分けしている部分のことだよ。緑色の部分から、左に1から順に数えて何列目を検索したいかを指定するよ。
④検索タイプ
完全一致で検索するかどうかの指定だよ。
完全一致は「FALSE」、近似値は「TRUE」で指定するよ。近似値検索は、事前に条件を揃えてないと正しい検索結果を得られないから使いみちはよくわかってないよ。
ほら、神でもなんでもなかった。ただの関数でした。
ちなみに「H6」や「H7」も同じ関数を使ってるよ。
どうなるかもうわかったね。便利だね。