コミュ障だから明日が僕らをよんだって返事もろくにしなかった

何かを創る人に憧れたからブログをはじめたんだと思うよ

喪失そして…

虚無のまま終わると思ってた

全話完走したのでちゃんと "けものフレンズ2" の感想を書こうと思います。いつもふざけたこと書いているけもフレ感想文なんですけど、もう終了したし展開がどう転ぶこともないのでちゃんと感想書きます。あと、普段ふざけすぎてるせいで話題作品の一話だけ視聴して感想書く便乗マンみたいな扱いされるのが嫌だったから書きます。


以下、完全な自分語り。それでも読みたい方だけどうぞ。(※普通にネタバレします。)



正直な話、最初の方から何も期待してなくて日常アニメ的な感じで話が進むと思ってたんですよ。新しいフレンズが出てきて何かしらゆるゆるした物語があって進んでいけば、僕としてはそれで良かったんですよね。主人公は一新されてるし 1期 のストーリーと別物として見ればナンバリングタイトルだとしても外伝なんだと納得できたんですよね。だから、今まで適当なこと書いてたんですよ。登場キャラの会話に若干棘あるなとか、話の展開が雑だなとかそういうのも1話完結のストーリーだと思えば許容できたんですよ。全話視聴するまでは……。


んで、全話見ての感想を一言で言うと、「1期を否定するために作られたアニメだったなー」です。他だと上書きとか悪意とかなんか言われているけども……。まあ似たようなもんでしょ(争いを生む言動)。

かばんさん出てきたときも、1話限りのゲストキャラクターなんだろうなって思ってて、5-6話での雑な扱いもなんとか許容できたんですよ。けども最終話のサーかばの会話で無理でした。そこでどうやっても1期と地続きの世界線を認めなくちゃならなくなるんですよね……。仮に悲しい過去のあった別キャラクターであったとしても「どうして同じ名前なのっているの?」ってなるし、自分にはどうしても無理でした。過去に何があったかとか何一つ語られず新主人公へのNTR展開が繰り広げられるってのはきつかった。新主人公に魅力があればそれも納得できたんですけど、1-11話振り返っても絆を深める描写とかないんですよね。「みんなのことが好きだ!!」って叫びながら絵にしていただろとかいう言い分は分かるけども劇中の描写からじゃ僕は納得できなかった。それにそうなると…、イエイヌ、ビーストアムールトラの扱いに引っかかりを覚えるんですよね。だからこそ、納得できなかった。

とまあ、完全に心が折れたポイントはそこでした。そのほかにも舞台裏のごたごたとか冷奴*1しているところもあるけども一番のポイントはそこです。


んで僕自身、1期の否定ってのは悪いことだと思ってなくてモデルは前作より良くなったと思ってるし、新しいことをするためへの挑戦って意味ではありだと思ってます。ただ全話見て振り返ってみると、それが長期的展開のための新たな試みっていうよりも前作の否定のために作られた存在にしか見えなくなってくるんですよね。作品の "いいとこ見つけよう" と思って監督・脚本家たちのSNSをチェックしても、不穏なことしか出てこなくて裏切られた気持ちになるんですよ。そうして、作品中に散りばめられた伏線のような謎が「脚本の人そこまで考えてないと思うよ」の一言でどうでもよくなっていくんです。「そこは偉い人が考える」じゃなくて嘘でもいいから「今は明かすことができませんが、いつかお披露目こたえあわせできると思いますので期待していてください」とか言ってほしかった……。



うんでもまあ、こう悪いとこだけ並べても辛いだけなんで "ここすき" ポイントも書いていこうと思います。何があるかね…?アードウルフちゃん救済とかはよかったと思ってるし、新しいフレンズを映像で見られたってのいい点だと思ってる。OP・ED曲とかも良かったと思うし、次回予告のおかげでキクチミロさんと言うイラストレーターを知れたこととか。

note.mu


そういうのに出会えたことはよかったと思ってる。感想としてはそんな感じ。


突然こんなことを語りだしたりしてこのブログはなんなんですかね……。まあブログなんて何書いても個人の雑記だしいいか。

おわり


ボンバーミンミ       (CCCD)

ボンバーミンミ (CCCD)



おまけサムネ絵

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アムールトラさん描いた。ちょっと顔のっぺり描きすぎた…。
生存していても、死亡していてもビーストの治療方法作中に明示されてないから忌み子のままなんですよね……。

*1:深読みしすぎの考察の意で使われる。僕は大体邪推の意で使ってます。