はじめに
つい先日、ドットインストールのAngularJS関連の講座を終えたのでその報告と追悼をしていこうと思います。まずはじめに、どうしてこんなことを言うのかの説明のためにAngularの闇の歴史について軽く触れていこうかと思います。
それでは下記の年表をご覧ください。
独断と偏見による歴史年表
年代 | |
---|---|
2012 | Angular 1.0.0 (AngularJS)がリリース |
2016 | Angular 2.0がリリース ※ 1.x系との互換性なし 名称をAngularJSからAngularに変更する |
2017/03 | Angular 4.0がリリース ※ 3.0などない |
2017/11 | Angular 5.0がリリース |
2018/03 | Angular 6.0がリリース |
2018/09 | Angular 7.0がリリース |
2019/03 | Angular 8.0がリリース |
このような感じになっています。基本的にAngularと呼ばれるようになってからはメジャーアップデートしても互換性を保ちながらさほど大きな変化なく安定しているんですけど、AngularJSからAngularに変化していた時代のものはほぼ別物となっています。別物として変更した際に名称もまるまる変えればよかったのにJSを取り除くだけの扱いをしたせいで、現在AngularについてぐぐるとAngularJSの情報とAngularの情報が入り混じった検索結果が表示されるという闇のような世界になってしまいました。なので、この微妙な違いを知っていないと正しい情報に辿り着くことができません。まあ、正しい情報が欲しければ公式みればいいんですけどね……。
AngularJS
AngularJS — Superheroic JavaScript MVW Framework
Angular
Angular Docs
ということで、年表にある通り名前は似ていても大体別物だったりします。まあ、本家と分家みたいなノリだと思う。そして、もう一つAngularJSは既に2018年7月1日に3年間のLTS(長期サポート)に突入しています。その期間が終えたらその先は……。つまりそういうことです。AngularJSとはそういうものなのです。
ドットインストールを終えるとこんなの作れるようになります
ということで、ひとしきり雑な説明書き散らしたので、こんなの作った的なお披露目でもします。とりあえず最新(?)っぽい1.7.4で確認しています。なのでドットインストールのやつと書き方は完全に一致しません。まあ、細かいことを気にしてはいけない。
フォームをつくってみた
ToDoリストをつくってみた
API使うやつはどうにもなんなかった。
あとがき
なんでこんな記事書いたかっていうと過去にAngularJSタグ作ってしまって、今後Angularをいじっていくときに一緒くたにしてもいいのか自分でよくわかんなくなったので決別の意味を兼ねて書きました。まあ、僕が今後Angularについての記事を書くかは知らないですけどね……。重厚なWebフレームワークいじるの苦手なんですよ。